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カキゴオリミショウ
大阪府 大阪駅・梅田・新地
カフェ・スイーツ
080-3202-8401
大阪市北区中崎西1-6-22 2F
大阪メトロ谷町線・中崎町駅
大阪メトロ谷町線 中崎町駅④番出口から北へ徒歩3分ほど。
古着屋やカフェが並ぶ路地にある『かき氷 みしょう』は純氷を使ったかき氷専門店。
2020年7月17日に大阪・中崎町に店舗を構えてOPENしました。
以前は大阪・北新地で間借りのかき氷店として営業しており、当時から話題を呼んでいました。
路地を曲がれば古民家を改装した店舗の前に、かき氷の写真で覆われたカラフルな看板、そして氷のれんが姿を現します。
目を引く彩りなので、通りすがりで気になっていた人も多いのではないでしょうか。
因みに「みしょう」の名前の由来は、元々店主の森分さんの旦那さまが西宮でやっていたお店の名前。
「未生(みしょう)」からとったとのこと。現在は「みしょう」とひらがな表記です。
店舗は2階なので階段をあがります。
物件を見たときにココにしよう!と即決で決められたそうです。
古民家ならではの暖かい雰囲気のある店内。
居抜きの店舗だったそうですが、ほとんど内装は変えず、家具や照明などを揃えてナチュラルなインテリアに。
総席数は12席(カウンター8席、2卓テーブル×2)
中崎町に移転して若いお客様が増えたように思われるのですが、実は30代〜50代の女性おひとりさまが多いそうです。
「1人で2杯ペロッと食べて行かれるので、わたしもビックリしています(笑)」と店主の森分さん。
春夏シーズンは果物が丸々ひとつ入ったゴロっと食べ応えのあるかき氷、秋冬シーズンは旬の素材をベースにシロップに力を入れたオリジナルかき氷がメイン。
メニューは常時5~6種類ほどありますが、旬のものを使うので作り置きができず、全く同じメニュー紙は5日ももたないときもあります。それゆえ定番メニューがなく、その都度旬なメニューに差し替えていくそうです。
注文が入ると森分さんは削り器の前にスタンバイ。形を整えながらかき氷を成形していきます。
元々はかき氷が好きだった娘さんの為に、市販のシロップではない美味しいかき氷を食べさせてあげたい!という想いから、独学でかき氷を研究。
保存料などを一切使わないソースや練乳、ベースのみぞれシロップなど全て手作りされています。
かき氷の氷は純氷を使用。純氷とは、不純物を含まない氷のことで、透明感があり溶けにくく、大きく盛ってもふわふわに仕上がります。
ベースの素材を決めたら、果物の素材を生かしたクリームやトッピングの相性などを思いつきのまま手を加えて盛っていく。
計算するより、実際に作ってみて美味しいものができたらメニュー化とする。
こうして森分さんならではのアイディアかき氷が作られていきます。
まさに少し肌寒くなった秋冬シーズンに食べたいかき氷。
内容はラムレーズンソース、モンブランクリーム、和栗渋皮煮、練乳、ラムレーズン。
ゴロっとした和栗渋皮煮やラムレーズンのトッピングに食べる前から心が躍ります。
もったりとした口溶けの良いモンブランクリームとラムレーズンのマリアージュ。
このふんだんに盛り付けられた大粒のラムレーズンが、なんとも贅沢な一口にしてくれます。
後半は追いラムをかけて、更に大人なかき氷に変身!ラム好きにはたまらない一杯ですね。
実はこちらメニューになかったかき氷!
12月に登場予定の「ピスタチオツリー2020」に向けたピスタチオソースを絶賛仕込み中で、そのソースとダークチェリーの組み合わせを特別に撮影させていただきました。
内容はピスタチオソース、ダークチェリーソース、ダークチェリーコンフィチュール、生クリーム、クッキー。
さっぱりミルキーなピスタチオソースだからこそ、少し甘酸っぱいダークチェリーとの相性ぴったり!
『かき氷みしょう』の数あるメニューの中で、一番の人気を誇るピスタチオ氷。
ピスタチオ氷こと「ピスタチオツリー2020」は12月現在スタートされています!この時期になるとお客様から「今年はやらないの?」とリクエストがくるそう。
毎年マイナーチェンジをして、年々美味しくなっていく「ピスタチオツリー2020」は今年どんな変化があるのか楽しみですね。
かき氷をご注文の方のみ、注文できる薬膳スープ。実はメニューの右上に書いてあります。
白きくらげは歯ごたえがあり、少しピリリと辛い味わい。
スープの具材も日によって内容が変わりますが、しょうがをベースにされているので身体がぽかぽか。
かき氷を食べた後の冷えた身体を温めるのにピッタリのスープです。
店主・森分さんにかき氷専門店として、いくつか質問をさせていただきました。
---お店をしていて心がけていることはありますか?
『わたしにとっては100人のうちの1杯だけど、お客様にとっては一生に一度の「かき氷みしょう」かもしれない。
常にその人にとっての最初で最後の一杯かもしれないという事を思って作っています。
どれだけたくさん作っても流れ作業ではなく、一番きれいな状態で心を込めた一杯をお出ししたいです」
---一番人気だったメニューは「ピスタチオ氷」とのことですが、難しかったかき氷はありますか?
「アボカドですね!アボカド好きなのですが、素材を生かすことが難しくて何かを足していくともはやアボカドそのものでは無いような気がして(笑)アボカドの正解がわからなくて難しかったですね」
---季節関係なく挑戦してみたいかき氷はありますか?
「1つに作る時間が限られているので、時間関係なく作れるのなら、色々挑戦してみたい。
かき氷はパフェのような隙間の空間がないから、乗せる重さにも耐えられなかったりするので・・・。
飴細工やクッキーなどを乗せてみたいかな」
---北新地では小さいサイズをやっておられたかと思いますが、今後出す予定はないですか?
「小さいサイズも考えていたのですが、一食で満足度が高いものを作ろうと思ったらどうしても大きくなっちゃうんです(笑)
一杯の金額は高くなってしまうのですが、その分満足してもらえるように、
惜しみなく素材を使ったり、手間暇かけて下準備しています。
特にこれから出すピスタチオの下処理が、見えないところで手間がかかっていて実はすごく大変です・・・。
けれどその分お客様に満足して笑顔になってもらえると思うと、頑張れます!」
---予約はとれますか?
「公式インスタグラムで前々日の19:00からDM(ダイレクトメール)にて予約ができます。
当日は12:00以降空きのお席があればお電話で予約をとることが可能(営業中接客で電話がとれない場合もあります)
営業中でも空き時間ができたときは、インスタグラムのストーリーにてタイムリーな状況案内をしていることもありますので、
まずはインスタグラムを見ていただけたらと思います。
秋冬シーズンはお客様の数も少な目で落ち着いているので、予約は比較的とりやすいかもしれません」
森分 友実(もりわけ ともみ) / 50年 滋賀県出身
開店日:2020年7月17日
『かき氷 みしょう』
公式インスタグラム→@kakigorimishou
★年末年始のお知らせ★
2020年12月29日(火)売切れ次第終了
2021年1月8日(金)年始営業開始予定
◆尊敬している方
「KinKi Kidsの堂本光一さん。彼は舞台で何千回の公演をやろうが、
その1回に来てくれるお客様にいつも一番ベストの自分を見てもらえるようにしていると言う事をおっしゃってて。
自分がどんなに疲れていても、それを見せない彼のプロの仕事を尊敬していています。
質問でも回答したように、みしょうでもお客様に一番ベストなものをお出しできるように心がけています」
◆趣味
「趣味・・・というより、お店をしているからなかなか家族とゆっくり過ごすことができないのですが、
特に娘と過ごす時間を大事にしています。一緒に買い物にいったり好きな物を食べにいったり何気ない日々がリフレッシュになっています」
◆森分さんのオススメのお店・美味しかったメニュー
『大阪浪花家』(大阪・中崎町)
「ご近所でかき氷をやっている人気店。同業者でもありよくお話をしに行きます。期間限定のメニューは毎回欠かさず食べてます!」
◎『大阪浪花家』の取材記事はコチラ
『堀垣堂』(大阪・中崎町)
「魚介系がメインのお店。居酒屋価格でありつつも、割烹料理。居心地よくて、何を食べても美味しいです。忘年会などにもピッタリです!」
『宮避風塘 みやざわ』(大阪・北新地)
「学生のときにアルバイトしていたときのお店のシェフとお知り合いで、その頃からお世話になっているお店。
中華料理が本当に美味しくて、学生から贅沢していたなと思いますね(笑)」